インフラエンジニアは、サーバーやネットワークなどのITインフラを構築する仕事です。企業の仕事環境やサービスを提供するうえで、ITインフラの構築は必要不可欠であるため、需要は常に高いです。インフラエンジニアはさらに「ネットワークエンジニア」「サーバーエンジニア」「セキュリティエンジニア」の3つに分類されます。
ネットワークエンジニアは、ネットワーク環境を設計、構築する仕事です。自社が仕事で利用するためのネットワーク環境を整備したり、開発したシステムを快適に利用できるような通信環境を作り上げます。
サーバーエンジニアは、Webサーバーの構築や運用といった、サーバー周りの業務を担います。社内のデータや、システムを利用しているユーザーの情報など、大量のデータが保管されているサーバーは、トラブルが発生すると大きな問題に発展しかねません。障害が起きた時の対応や、サーバー機器の設置や定期チェックといったメンテナンスができる人がいることで、サーバーの安全は保たれます。
セキュリティエンジニアは、ネットワークやサーバーに対するセキュリティを強化したり、監視したりする仕事です。昨今、悪意ある第三者からのサイバー攻撃が増えています。侵入の隙となる脆弱性について対策し、セキュリティソフトの導入や日々監視を行うなど、サイバー攻撃を受けないようにする仕組みを構築する重要な役割を持ちます。
インフラエンジニアは、IT企業の根幹を支える大切な仕事です。相応のスキルが求められますが、インフラエンジニアは高収入を狙える仕事でもあり、縁の下の力持ちとして会社やシステムを支えることに多くのやりがいや魅力を感じられるでしょう。